【教員転職体験談】アラサー女教師が未経験IT企業転職を成功させるまで

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毎日忙しく働く先生方お疲れ様です!

転職したいと思っていても、何からしたらいいの?一般企業と同じでいいの?と思っていませんか?

実際に私もそんな不安でいっぱいでしたが、しっかりと準備をしていくことで7社中5社から内定をいただき、今もエンジニアとして勤務しています。

なぜ未経験からIT?という疑問をお持ちの方はこちらの記事をご覧ください
なんで教師やめたの?!転職への不安は?

そこで本記事では転職した時に感じていた教員ならではの不安や教員だからこそ考えておくべきポイントとなったことを実体験をもとに伝えていきます。

主にこの記事に書いている内容はこちら

  • 転職活動のスケジュール
  • どんな情報を収集したのか
  • 教員・女性というステータスを活かす方法

今転職を考えている教員の方や、未経験からIT業界を目指している方の参考になれば幸いです。

目次

退職から転職までのスケジュール

まずはスケジュールです。教員として務める最後の1年に自分がどういう時間感覚で進めていったの?ということをお伝えします。簡単に図にまとめるとこんなスケジュールでした

4月:管理職に退職を伝える

管理職と話をしたり、色々なことを考えた上で退職はいつまでに伝えるのがベストか、結論はこちらです

理想は年度始まり、遅くとも夏休み終了まで

4月に伝えるのが理想な理由は?

退職を決意したものの、いつ伝えるのが良いかは私自身非常に悩ましい問題でした。管理職には絶対に早く伝えておくべきだと思い、年度が始まるタイミングで「今年度いっぱいで退職したいとかんがえています」と伝えました。

今考えてもこの時期に伝えておいて良かったと思います。その理由はこちら。

教員の採用試験は、その年の退職人数を見越して採用人数が決められるため

教員採用試験のタイミングを思い出してください。6〜8月の早いタイミングで行われます。この試験で合格者を確定させてからは途中で正規教員を追加するということはありません。

採用人数の定員というのは学校の規模単位数から正規教員の数が決まっていて、そこに今年度退職予定の人数などを考慮し決められています。

それ以降になると教育委員会としては予定外の退職となり、正規教員が補充されず次年度自分がいるはずだったところを講師の先生で補うということになってしまいます。

しかし、4月の時点では、まだ次の仕事が決まっているとは限りません。

私自身も、当時はまだ転職活動を始めたばかりで、具体的な見通しは全く立たず不安な気持ちのまま管理職に退職を伝えました。ただ、伝えることで来年度までに次を決めないといけないという覚悟を持つことができたので、最終的にはこの時期で良かったなと思っています。

ただ、実際問題そこに退職を伝えるのが難しいこともありますよね。そこで迷惑をかけたくないと思った場合はいつまでが良いのか。

最終のリミットは2学期が始まるまで

では2学期以降になってしまうとどうなるのでしょうか?

なぜそんなに早いの?2学期以降だと何が起きるのか

臨時講師が見つからず−1の状態で学校を回さなければいけない状態に陥ってしまう

教員不足が騒がれる昨今。不足しているのは正規教員だけではありません臨時講師の先生を探すのにも一苦労です。

臨時講師を探すときにどんなタイミングで探すか。それは採用試験の結果がでたタイミングが一般的となります。

採用試験が終わった段階で講師の枠がある学校の管理職は、採用試験を終えて不合格だった大学四年生や臨時講師の先生に声をかけ、来年の人員を確保していくことになります。これが遅くなり退職を伝えるのが9月,10月と遅くなるとどうなるか。

臨時講師が見つからない自分がいた枠の人員を−1させてしまう可能性があります

働いていたらわかるはず。-1で回すことがどれだけきついことか・・・今考えても恐ろしい・・・

現職の方はその厳しさがわかっているはずですよね?そんな最悪の事態を自分が引き起こさないためにも、なるべく早く管理職には退職の意向を伝えるようにしてください

管理職以外の先生方にいうのは退職直前の2~3月でOKです

10〜12月:時間をかけて活動開始・情報収集

退職を伝えた後しばらくは穏やか(?)に激務に追われ、10月頃から本格的に情報収集を始めました

登録だけしていた転職サイトに再度ログインし、未経験OKの求人を中心に探しました。その時に大切だと感じたことは

自分が絶対に外せない条件を2~3個決めて探す

私が特に重視したのは、以下の条件です。

  • 年間休日125日以上(完全週休二日制、祝日、年末年始休暇、夏季休暇含む)
  • 研修制度が充実していること

1つ目は休日の条件です。教員時代は、休日も仕事に追われることが多く、なかなか自分の時間を確保できませんでした。だからこそ、転職後はしっかりと休日を取り自己成長もしたいしプライベートも充実させたい!と思いこの条件を重視しました。

休日の記載方法をしっかりと知っておいてください!

記載方法の違いを理解できておらず休めると思っていたのに土日に休めないなんてこともあるので注意をしましょう。参考サイト以下に載せておきますので「週休2日であればいいんじゃないの?」という自信のない方は確認しておいてください。

「週休2 日制」と「完全週休2 日制」の定義は同じです。また曜日が固定なら曜日を、固定でない場合は月単位の休日数と交替制など「とり方」も明記しましょう。

休日休暇について|リクルート求人広告ネット 人材info
https://www.jinzai-info.net/useful/hr-solution/kyujitsu.php

2つ目に重視した条件は手厚い研修を受けられる環境であることでした。

実際に現場に突っ込まれて何もできず不安になって挫折してしまうことも珍しくない業界だ・・なんて噂も聞いていたので研修制度が明記されていることを条件にしました。これは求人情報として書かれていることは少ないです。

応募する会社のHPを見たり面接で質問してしっかりリサーチしましょう!

面接で確認することも必要になる条件ですがまずは応募する段階で、条件がしっかりクリアされているか、妥協なく探していきましょう。

そしてしっかりと情報収集するためには自分に合った転職サイトを探すのが大切になります!特に未経験からの転職は一人で探して一人で突き進むと、なんとか転職先が見つかっても後々後悔することも多くなります

信頼できるサイトを探してまずは無料相談をしてみてください。

個人的おすすめサイトがこちらになります。エンジニア未経験OKの求人が豊富でしっかりと親身になって相談に乗っていただける「テックゲート転職」です。

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1〜2月:書類選考から面接・内定まで

応募を始めたのは1月ごろ、実際に最後の面接を終えたのは2月でした。結構ギリギリ?と思った方も多いかもしれませんがそれには理由があります!

転職のため、早すぎる時期に面接を受けても採用してもらえない可能性が高い

教員をしている感覚をすると4月勤務開始はキリが良いのでは?と思いますが、企業からしてみると一概にそうも言えません。理由は様々ですが少し例を挙げると

  • 12月締めのため1月から新しい人を入れたい
  • 随時募集のためなるべく早く働いてほしい

それぞれの企業により様々な事情があるため採用から、勤務開始の希望タイミングは大きく変わります。

募集をかけているという時点で、採用からなるべく期間を空けずに勤務してほしい企業も多いです。実際に面接でもほぼ確実に「何月から勤務できますか?」と聞かれ、なるべく早い方が良い旨の説明は何度か受けました。その時に絶対これだけは徹底してください!

言いづらくても必ず3月末までは今の職場で働くことを面接の場で伝える

もしかしたらマイナスになる可能性はあります。しかし、そこはしっかりと伝えて、責任感を持って年度の最後までは全うしたいという旨を伝えて、仕事に対する真摯な態度のアピールに変えていました

そのほか書類を準備するときに必ず外せないポイントは記載しておきます。これは教員やITに限ったことではないので本記事ではあまり多くは書きません。

  • 履歴書は丁寧に最後まで書く
  • 面接につながることを意識して書く
  • 質問やアピールの余地を残しておく

最近はデジタルで提出の企業もあり筆跡で誠意を伝えるのが難しいことも多いためしっかりと練ったPRを考えることが必要です。

P Rで意識したことは面接はPRをもとに進められるということです。では余すことなく全て書いた方が良いのか?!というとそういうことでもありません。

このPRを読んだ人がどう質問するか?を考えて自分が面接で深掘りされた時に困らないようにしてください!そもそも冗長になるのは良くないので端的な文章を心がけましょう。

私の場合書類では、これまでの職務経験やスキルだけでなく、転職への熱意やIT業界への意欲を伝えることを意識しました。後述しますが、自分が将来どんなエンジニアになりたいのかということも必ず明記しました。

3月:最後の一ヶ月、しっかりと引き継ぎの準備

教員から転職する時最後の一ヶ月(3月)に異動ではなく退職だからこそ注意したことや準備したことは以下の3点です。

  • 生徒への退職報告はギリギリまで待つ
  • 引き継ぐべき生徒情報をまとめる
  • 担当業務の4月のスケジュールや作業をまとめる

教員から転職する最後の一ヶ月は多くの業務と引き継ぎで想像以上に忙しい感覚がありました。生徒への対応、引き継ぎ資料の作成、そして4月からの新担当者へのサポートなど、やるべきことは山積みですがなぜ上記3つが大切なのか以下に書いていきます

生徒への退職報告はギリギリまで待つ

生徒への退職報告は、できる限りギリギリまで待ちましょう。特に、先生方への辞令発表前は言うべきではありません。

辞令発表は非常に遅いので、それを待つと会えない生徒もいるかもしれませんがそこはグッと我慢できるようにしましょう。他の先生がまだ知らない状況で生徒が先に知ってしまうのは好ましい状態ではありませんよね。

普通の会社であれば、社内の人間よりも先にお客様に先に伝えているようなものです。あまりに非常識ですよね

どれだけ信頼している生徒に話したとしても、あれだけ人口密度が高い学校という場では噂はどこからか広まってしまいます。噂の一人歩きや情報の無駄な拡散でトラブルの原因になる可能性もあります。

寂しい気持ちもあるかもしれませんが生徒への報告はしっかりと時期を吟味して慎重に考えましょう。

引き継ぎに必要な生徒情報をまとめる

自分が担当していた生徒の情報は、必ず主任の先生に引き継ぎましょう

生徒の性格、特徴、注意点、家庭環境など、口頭では伝えきれない情報もたくさんあると思います。

特に自分がこれまで当たり前だと感じて無意識的に配慮してきたことなどは漏れやすいため注意です。しかしそういう情報ほど、新しく異動してきた先生に全く伝えられずに配慮不足でトラブルが生じてしまうのはあるあるです。

大小に関わらずしっかりとまとめて共有する

また、人間関係についても同様です。子どもたちにとって大切な学校生活の時間を教員の配慮が足りないせいで台無しにしてしまうなんてことは絶対にあってはいけません。

関わる生徒数も多いためまとめるのは大変かもしれませんが、そこはしっかりと書面やデータでまとめておきましょう。そうすることで後任の先生がスムーズに対応できます。

担当業務の4月以降のスケジュール・作業をまとめる

自分が主担当していた業務の4月以降のスケジュールや作業をまとめましょう。例えば以下のようなものです。

  • 部活動の4月からの仮スケジュール
  • 学校祭での会館や体育館の予約情報
  • 1年生もしくは2年生の授業進度と春休みの課題

新人の頃や、異動した時のことを思い返すとこのような情報があれば4月いっぱいは乗り切れるような気がしますよね!逆に言うとこの辺りをしっかり共有しておかないと「なんて無責任なんだ!」と思いますよね。

自分はもういないから。と思わずしっかり情報を提供することが大切です。

特に、新卒初任の先生が後任になる場合もあります。そのような状況を想定し、誰でも対応できるように、具体的な作業手順や注意点などを詳しくまとめておきましょう。

求人探しと情報収集について

まず、これは必須だと思います。

自分が転職したい業界について知る

※ここからは私がIT業界へ転職したため、IT業界の話となります。

IT企業に転職したものの、当時はITに関する知識はほとんどありませんでした。そこでまずは、IT業界にはどのような職種があるのか、未経験から始めるためにはどのようなスキルが必要なのかなど、情報収集から始めました。

特に私が転職前に知っておいてよかったともうのが開発方法についてです。

以下簡単に引用します。詳細は引用先を見てみてください

就職や転職を目指す方にとっては、 その会社がどういう開発をしているかによって働き方が大きく変わるので、必ず理解する必要のあるポイントとなります。

(一部省略)

自社開発 システムやアプケーションの企画から保守・管理まで全てを自社で行う開発方式。

受託開発 顧客から開発依頼を受け、要望を満たした機能を実装したシステム、 アプケーションを開発する方式。

技術派遣(SES) 自社の技術者を顧客企業に派遣し、派遣先の指揮命令の下、開発を行う方式。

【業界研究】自社開発・受託開発・技術派遣(SES)のメリット・デメリットと事業領域 | 株式会社サムテック
https://www.sumtec.co.jp/recruit-site/good_or_bad_development_method

IT転職は主に[自社開発][受託開発][SES]この3つのどれかの形で働くことが多いかと思います。それぞれ働き方のメリット・デメリットがあります。

それぞれメリット・デメリットや、形態が大きく変わるため絶対に調べた方が良いと思います。そして自分どの形で働きたいのか明確にしてください。

求人情報にも明記されている会社がほとんどなので、その条件に合った企業を探していきましょう。

私自身色々と考えた上で、飽き性であることやまずいろんな場所でいろんな経験をしたいと思い、SESの企業に応募しました。

いずれ記事にしますがそれは少々お待ちください Coming soon…

知ってるからIT業界を目指してるんだよ!と言う方は問題ありませんが、なかなか未経験業種への転職だと知らないことも多いですよね。

インターネットや書籍、転職エージェントなどを活用し、希望の業界に関する知識を深めましょう!

自分が持っているステータスを最大限使う強みを探す

未経験からIT業界への転職は、決して簡単なものではありません。だからこそ、自分が持っているステータスを最大限利用するために自分にある強みをしっかりと分析し、それを面接でアピールすることが重要だと考えました。

その時に重視していたことはこちら

教員・女性であることを最大限利用する

教員として培ってきたコミュニケーション能力や、課題解決能力、などアピールできる点はたくさんあります。何よりも自分の中にある長所の中で「教員」という立場を最大限に活かすことができるものをアピールすることを意識しました。

ここからはIT業界に行く時にアピールできた強みを書きます。

他業種での転職を考えている方はもしよければこちらをご覧ください
【転職】教師からの転職で強みとなったもの その①
【転職】教師からの転職で強みとなったもの その②

ここからは自分が面接している中で教員だったからこそこの証明できた強みを上げていきます。

教員であることで説得力が増した強み

まず考えたのは教員であるからこそアピールできるIT業界で使えそうな強みです。

面接では、以下の点をアピールしました。

  • 毎日の激務に耐え抜いたタフネスさ
  • 人を育てていたからこそ考えることができたキャリアプラン
  • 集団を作り良い方向に導いたコーチング能力
  • 日々変わり続ける教育に対しても真摯に向き合う学習意欲

肉体的・精神的タフネスさ

これ、めちゃくちゃ武器です。

IT業界で働くと、以下のようにハードワークを強いられることもあります。

  • 予期せぬシステムエラーの復旧作業
  • リリース直前の最終確認
  • システムアップデートに伴う不具合対応

システムエラーはつきものです(もちろんないのがベストです!)。また、普段は落ち着いていてもやはり実際にシステムをリリースするまでの数日間長時間のハードワークを強いられることもあるかもしれません。

そういった重要な場面で耐えられないすぐに折れてしまう人では困るわけです。やむを得ない場面が生じたとしてもしっかり業務を遂行できる信頼感は雇う側からするとありがたい要素となります。

もちろん、きちんと所定労働時間内で収める工夫をすることも大切です!

体力って!そんなことでいいの?と思うかもしれませんが、これまで過酷な環境で折れずに勤務できた事実は確実に強みです。

もし仮に問題が発生した時に、それを乗り切る体力があることは重要なアピールポイントです

この記事を見てくださっている方は転職したい方で、今過酷な環境で働いている方も多いと思います。過酷な環境での業務経験を逆手にとって、面接ではタフさをしっかりアピールしましょう!

キャリアプランが明確であること

今転職できるかどうかで不安な気持ちもあるかもしれませんが、面接までに、もう少し先である5年後10年後に実現したいことを考えましょう。

IT業界でどのようなことを学んで、どうなっていきたいのか・何を作りたいのかという具体像を明確にする

異業種の転職は仕事に慣れるまで正直しんどい部分もありますが、そんな時頑張らせてくれるのは先の目標ですよね。それは生徒が勉強している姿や夢に向かう姿を見ていて実感しているはずです。

未経験募集!研修制度充実!と謳っていてもやはりある程度の困難を乗り越えてもらうことは採用する側からしてもわかっていること。乗り越えられず挫折してしまう人はそもそも採用したくないわけです。

また、具体的な目標やプランがはっきりしている方が採用した後にどういう配置にして、どういう活躍を期待するかという想像がつきやすいです。

コーチング能力

キャリアプランを立てたときに必ずマネージャーや管理職になることも視野に入るかと思います。そんな時に主張できる強みがクラス経営や生徒会運営の経験で身についたコーチング能力です。

IT業界というとどうしても開発でプログラムを書いて・・というイメージが先行しますが実態はそれだけではありません。

開発はチームで行うことが多いためチームを管理する側の人間がいて、今その存在が不足している

転職先ということで長く勤めることになると、マネジメント・管理側に回る可能性も大いにあります。むしろ企業としてはそういったリーダーをどんどん育成したいと考えていて、そういう資質がある人を求めています。

先述しましたが開発はチームで行うことが多いです。一人だけで設計からリリースまで完了させることはほとんどありません。

技術も大切ですが、同じくらいチームとしての行動ができるかが大切になり、理想を言えばどんな立場でも周りを巻き込む力が必要です。

ここでこんな疑問が出てきませんでしたか?

コーチングって管理側に必要な資質じゃないの?
転職段階で未経験なのにそんな能力が強みになるの?

ビジネスにおけるコーチングとはなにかと言うことについて少し補足します。コーチングとは上下の関係に依存しないものです。

上司が部下を管理したり指示を出したりするだけではありません。目標の達成に向けてアドバイスを送ることで、気付きを与えて主体的な行動を促し、能力を引き出します。

コーチングとは何か簡単に解説!意味や役割、メリット、効果的な学び方について|企業向け人材育成・社員研修サービスのユーキャン
https://www.u-can.co.jp/houjin/column/cl034.html?srsltid=AfmBOorwVGo36aFsf-BHrYBggd7NABlRQ5qMgqwU4oiA4oq5tkPN_OKv

チームで働くときにこのコーチング能力は同じチームのメンバーの能力を引き出し生産性を高めることに貢献できます。

そして引用部分を見るとあることに気づきませんか?

そうです。教員をしていたら茶飯事の場面ですよね。毎日目標に向かう子どもたちに対して自然と行なっていることがコーチングなのです。

学び続ける意欲

最近Deep seakなんてものが出てきて世間を騒がせたり・・・そんなふうにIT業界は日々変化し続けています。

また、私はSES企業に応募していたので現場が変われば使っているシステムも、もしかしたら使う言語だって変わることがあります

わかりません・知らないからできません。は通用しません

いろんなものが開発されて日々進化している業界でもあるため、必然的にわからない・知らない状態が訪れます。避けられないのであれば、その状況を楽しんで意欲的に学習・成長してくれる人の方がいいことは自明です

学び続けるのは教員の得意分野ですよね!

教員採用試験対策で何度「学び続ける教員」という言葉を使ったか・・・笑

教科書の情報も目の前の子どもたちも、教育法も、どんどん新しくなってアップデートの日々ですよね?学習指導要領が変われば内容がガラッと変わったりすることもあります。

こんな共通点使わない手はありません!

ちなみに私は化学分野だったので1kgの定義が変わった時のエピソードを添えて、変わり続けることに慣れているのをアピールできました。

変化に慣れている、むしろそういう状態はwelcomeでどんどん新しいことを知っていきたい姿勢をしっかりアピールしましょう!

女性である強み

まだまだ女性エンジニアは少ないです。

実際に現場に出ていても男性が圧倒的に多いです!

これは理系に男性が多いのもあるし、男性脳の方が実際にプログラミングなどの論理的思考は得意なイメージがあるからなんとなく納得の部分もありますよね。しかし、転職においてはこの現状が有利に働くこともあります。

企業や教育機関は、女性エンジニアの割合を増やすために、さらなる努力を続ける必要があることがわかります。女性エンジニアが増えることで技術分野における多様性が向上し、より包括的なイノベーションが実現されることが期待されます。

エンジニアリング業界の男女比とジェンダーギャップ – ITキャリアドットコム
https://librus.co.jp/it_career/new/stock/1110

上記にもありますが、やはり男性と女性では得意分野が違うことが多いです。私が実際に面接でもアピールに使い、実際働いていて褒めていただくことが多いのは以下のような能力です。

  • ユーザーのニーズを感じ取り、それを製品やサービスに反映させる能力
  • 感受性や直観力
  • クライアントとの繊細なコミュニケーション力

どちらかというと効率的な部分を考えることが得意な男性が多い中で、ユーザーのニーズに共感し、ニーズが生まれた背景やそれに応える工夫まで思考することができるのは女性の得意分野だと感じています。

実際に働いている中でも上司から以下のような言葉をいただくことが多いです

細かいとこまで気づいてくれてありがたい

Kiriさんいたら相手さん機嫌いいから打ち合わせ参加してもらっていい?

実装すべきシステムを言語化してすぐ理解してくれるの助かるわ〜

プログラミング・開発のイメージが強いIT業界ですが、PCと向き合うだけがエンジニアではありません。お客様からのヒアリングや資料作成などで女性特有の強みはとても武器になります。

女性に対しての良いイメージと自分の強みを合致させることで、より説得力のあるアピールをすることができます。

まとめ:過酷さを乗り越えた先に新しい生活がある

教員としての職務を全うしながら転職活動を行う。これは、シンプルに過酷です。

特にわたしはオフの少ない部活の顧問をしていたので、仕事前後の時間を使って転職活動を進めました。

毎日7:00-20:00くらいで働いていていたのでいろんなことを犠牲にしました。厳しいことを言いますが1年間いろいろなことを我慢する覚悟は必要です。

転職後のライフスタイルにや悩みに関してはこちらの記事で書きましたが、本当に私は人生が変わりました。

ただ、それでも人生を変えるためには、状況を変えるためには絶対に必要な時間です。どんな仕事があるの?何を強みにしたら良いの?わからないことだらけなんですよね。

おそらく教員採用試験だけを受けて、就活をしたことがない人も多いかと思います。

教員をしていた経験はプラスになりますが、就活をしていない事実は圧倒的にビハインドです。さらにそんな中で、未経験の職種に飛び込む場合は特に学ぶことも多く大変な日々です。

だからこそ、何か助けになりたいと思いこの記事を書きました。

しんどいかもしれませんが、未経験業種への挑戦で私は今本当に楽しく充実した日々を送っています。

コメントやお問い合わせいただければ返信もします!
やることが飽和して追いつかない!余裕がない!という時はこちらの記事なんかも参考にしてみてください。

今不安を抱えているみなさんの原動力となれますように。

参考サイト:
休日休暇について|リクルート求人広告ネット 人材info
https://www.jinzai-info.net/useful/hr-solution/kyujitsu.php
【業界研究】自社開発・受託開発・技術派遣(SES)のメリット・デメリットと事業領域 | 株式会社サムテック
https://www.sumtec.co.jp/recruit-site/good_or_bad_development_method
コーチングとは何か簡単に解説!意味や役割、メリット、効果的な学び方について|企業向け人材育成・社員研修サービスのユーキャン
https://www.u-can.co.jp/houjin/column/cl034.html?srsltid=AfmBOorwVGo36aFsf-BHrYBggd7NABlRQ5qMgqwU4oiA4oq5tkPN_OKv
エンジニアリング業界の男女比とジェンダーギャップ – ITキャリアドットコム
https://librus.co.jp/it_career/new/stock/1110

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この記事を書いた人

5年間教員をした後、「子ども達を支えるためにはまず大人から!」と思い、学校で使えるシステムを作成するエンジニアになるべく奮闘中
【取得資格】
・小・中(理科)・高(理科) 第1種教員免許 ・司書教諭資格
・基本情報技術者 ・AWS クラウドプラクティショナー

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