自宅VSコワーキングスペース。テレワークの作業場所の選び方とおすすめサイト

テレワーク(リモートワーク)やフリーランスが働き方の選択肢として定着しつつある今、私たちは働く場所を自由に選べるようになりました。

しかし、選択肢が増えたからこそこんな思いを持っている人もいるのでは?

自宅だと集中できない!
ワーキングスペースの活用してみたい!

自宅とワーキングスペースそれぞれに魅力と課題があります。

この記事ではテレワークを前提とした上で、どちらの働き方が自分に合っているのか。以下のようなことを中心にまとめました。

  • 自宅でテレワークをするメリット
  • コワーキングスペースを利用するメリット
  • コワーキングスペースのオススメプラットフォーム「インスタベース」について

あなたの理想のワークスタイルを見つけるヒントになれば幸いです!

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目次

自宅でテレワークを行うメリット

まずは、最も身近な選択肢である「自宅でのテレワーク」についてメリットを紹介します

テレワークで最も多い作業場所は自宅ではないかと思います。私自身テレワークの時間の大半は自宅で作業をしています。

自宅での作業することにも、もちろんたくさんメリットがあるので紹介していきます。

柔軟性を持って仕事をすることができる

自宅でテレワークをしていると作業時間を柔軟にコントロールできます。

職場で作業をしていてこんな思いをしたことがありませんか?

周りはまだ休憩してない・・
ちょっと休憩したいのにな。

気にする必要はないとわかっていてもついつい周りを気にしてしまう人も多いと思います!

私自身なんとなく上司が休憩に入るまで休憩に入れなかったりしました・・

自宅でテレワークをする場合、こんな悩みを持つことがありません!

また、休憩時間の過ごし方もさまざまです。

少し本を読んだり、仮眠を取ったり、軽食を取ったり。人の目を気にせず自由に過ごすことができます。

柔軟性は、同時に自律性を高め、自分でしっかりとコントロールすることができるため、仕事へのエンゲージメント向上にも繋がる可能性があります。

一方で自宅で作業すると時間のコントロールが難しくなります。そんな時はこちらの記事もご一読ください。

目に見えるコスト削減効果がある

個人にとって、テレワークは経済的なメリットも大きいです。

まず、日々の通勤にかかる交通費が不要になります。都市部で働く場合、これは月々数千円から数万円の節約に繋がります

加えて、オフィス出社に伴う昼食代(外食やコンビニ)、カフェ代、同僚との交際費、オフィス向けの被服費なども削減できます。

これらの「見えないコスト」を積み重ねると、年間で見れば決して無視できない金額になります!

企業側にとっても、コスト削減効果は顕著です。

オフィススペースの縮小や最適化による賃料削減、光熱費、通勤手当の削減などが期待できます。特に都心部に大規模なオフィスを構える企業にとっては、固定費削減のインパクトは大きいです。

削減できたコストを、従業員の福利厚生の充実や、新たな事業投資に振り向けることも可能です。

理想の仕事環境を創り出す自由がある

自宅での作業は、自分が最も集中できる環境を自由に構築できるという大きな利点があります。

オフィスでは、周囲の話し声、電話の音、人の往来など、集中を妨げる要因が多いです。また、他者の視線が気になり、リラックスできないという人もいるとおもいます。

私自身周りの音や会話が気になってしまうため集中しづらいと感じることが多かったです。

一方、テレワークでは、静かな空間を確保したり、逆に好きな音楽を適度な音量で流したり、集中力を高めるアロマを焚いたり、自分に合った照明に調整したりと、環境をパーソナライズできます。

スタンディングデスクを導入して健康に配慮したり、ペットを傍らに置いて精神的な安定を得たりすることも可能です。

このように、個々人が最適化した環境は、生産性の向上、特に深い集中が求められるタスク(いわゆる「フロー状態」)への入りやすさに繋がると考えられます。

快適な仕事環境を構築するには、デスク、椅子、モニターなどの初期投資が必要となる場合もあります。

テレワークのおすすめ用品についてはこちらの記事をご確認ください!

通勤時間という「失われた時間」を有効活用できる

多くの都市部の労働者にとって、往復の通勤時間は1日のうち決して短くない時間を占めています。

満員電車のストレス遅延のイライラから解放されるだけでも大きな精神的メリットですが、テレワークによって通勤時間がゼロになることで、その時間を丸ごと自分のために使えるようになります。

例えば、以下のようなことも可能になります。

  • 睡眠時間を増やして健康を維持する
  • 趣味や自己啓発に時間を費やしてスキルアップやリフレッシュを図る
  • 家族と過ごす時間を増やしてコミュニケーションを深める
  • 運動習慣を取り入れて健康増進に努める
  • 地域活動に参加する

これは、単なる時間の節約に留まらず、生活全体の質(QOL)を向上させる大きな要因となります。また、通勤に伴う移動が減ることは、CO2排出量の削減にも繋がり、環境負荷低減という社会的なメリットにも貢献します。

心身の健康と幸福感が向上する

自宅でのテレワークはウェルビーイング(心身ともに良好な状態)にも好影響を与える可能性があると言われています。

通勤ストレスからの解放は、精神的な負担を大きく軽減します。また、自宅で時間に余裕ができることで、栄養バランスの取れた自炊をしやすくなったり、運動する時間を確保しやすくなったりします。

十分な睡眠時間を確保できることも、心身の健康維持に不可欠です。さらに、家族と過ごす時間が増えることによる心理的な充足感や、自分のペースで働けることによるストレス軽減も、幸福度を高める要因となり得ます。

リラックスできる環境で働くことは、創造性の向上にも繋がるかもしれません。

このようなことは全て自宅でテレワークをするからこそ生じるメリットとなっています。

コワーキングスペースでテレワークを行うメリット

次に、自宅以外の選択肢として注目される「コワーキングスペース」でのテレワークのメリットを紹介します。

コワーキングスペース:さまざまな人が同じ場所で仕事をする場所。会社や働き方に関係なく、フリーランスや起業家、テレワーカーなど、さまざまな職業の人が利用する

仕事に没頭できるプロフェッショナルな環境が整っている

コワーキングスペースは、その名の通り「共に働く(Co-working)」ことを前提に設計されており、仕事に集中するための環境が最適化されています。

自宅では、家事や家族の存在、生活感のある空間などが集中を妨げる要因となりがちですが、コワーキングスペースでは、人間工学に基づいて選ばれた快適なデスクや椅子、高速で安定したWi-Fi環境、プリンターやスキャナーといったOA機器などが整備されています。

これにより、利用者はスムーズに「仕事モード」へと意識を切り替えることができます。

清潔でデザイン性の高い空間は、モチベーション向上にも寄与すると考えられます。

また、クライアントとの打ち合わせ場所として利用すれば、プロフェッショナルな印象を与え、企業や個人の信頼性を高める効果も期待できます。

ドリンクバーやリラックススペースなどが充実している施設も多く、快適な作業環境を提供しています。

偶発的な出会いと価値創造の機会があり多様な人々との交流ができる

コワーキングスペースの大きな魅力の一つは、様々なバックグラウンドを持つ人々が集まることによる交流の機会です。例えば以下のような人が多く利用すると言われています

フリーランス、起業家、企業の従業員、クリエイター、士業 など

異なる業種・職種の人々が同じ空間で働くことで、オフィス内では得られないような偶発的な出会い(セレンディピティ)が生まれる可能性があります。

利用者同士の何気ない会話から、新たな知識や視点を得たり、ビジネス上のヒントを得たりすることもあります。

多くのコワーキングスペースでは、交流会や勉強会、セミナーなどのイベントを定期的に開催しており、ネットワーキングの機会を積極的に提供しています。

コミュニティマネージャーが常駐し、利用者同士の橋渡しや情報提供を行う施設もあり、こうした交流が新たな協業や顧客紹介、資金調達といった具体的なビジネスチャンスに繋がるケースも少なくありません。

特に、人脈形成が重要なフリーランスやスタートアップにとって、このメリットは計り知れない価値を持ちます。

私自身コワーキングスペースで出会った人で仕事の話をする友人がいます!

生産性と集中力の向上を促す環境が整っている

自宅での作業は誘惑が多く集中力が途切れやすい一方、静かすぎるオフィスも息が詰まると感じる人もいます。

コワーキングスペースは、その中間的な環境を提供します。

周囲で他の利用者が真剣に仕事に取り組んでいる姿は、「自分も集中しなければ」という適度な緊張感(ピアプレッシャー)を生み出し、集中力を高める効果が期待できます。

また、自宅にあるテレビやベッド、趣味の物といった誘惑から物理的に距離を置けることも大きな利点です。

カフェで仕事が捗る人がいるように、適度な雑音(環境音)が逆に集中を助けるという研究もあり、コワーキングスペースの活気ある雰囲気がポジティブに作用する場合もあります。

ただし、騒音の感じ方には個人差があり、スペースの利用者層やゾーニング(集中エリア、会話可能エリアなど)によって環境は大きく異なるため、自分に合った場所を選ぶことが重要です。

メリハリのある生活となりワークライフバランスが改善する

自宅でテレワークを行う際の大きな課題の一つが、仕事と私生活の境界が曖昧になることです。

コワーキングスペースを利用することで、「家を出て仕事場へ向かう」という物理的な移動が発生し、これが識的なオン・オフの切り替えスイッチとして機能します。

「コワーキングスペースにいる間=仕事モード」
「帰宅したら=オフモード」

という明確な区切りをつけることで、精神的なメリハリが生まれ、長時間労働の抑制にも繋がる可能性があります。

多くの施設に閉館時間があることでも時間的な切り替えが用意となります。

自宅を純粋な休息とプライベートの空間として確保できるため、ワークライフバランスの質を高めることに貢献します。

これは、自宅ではなかなか仕事モードに入れない、あるいは逆に仕事が終わってもダラダラと続けてしまうという悩みを抱える人にとって、特に有効な解決策となり得ます。

初期投資不要で充実した設備が利用できる

快適かつ効率的に仕事を進めるためには、様々な設備が必要です。

高速で安定したインターネット回線は言うまでもなく、高機能なプリンターやスキャナー、シュレッダー、大型モニター、プロジェクターなどを利用できるのは大きなメリットです。

特にプリンターやスキャナーは購入するほどでもないけど利用したいという人も多いかと思います。

自宅にこれらの機器を揃えるのはコストもスペースも必要ですが、コワーキングスペースなら必要な時に必要なだけ利用できます。

他にも場所を選べば以下のようなスペースを利用することができます。

  • 機密性の高い電話やオンライン会議に便利なフォンブース(個室電話スペース)
  • クライアントとの打ち合わせやチームミーティングに使える会議室
  • 大人数でのセミナーやイベントが開催できるスペース

中には、3Dプリンターや撮影スタジオ、専門書ライブラリといった、特定のニーズに応える設備を持つスペースもあり、初期投資を抑えながら高度な設備を利用できる点は、特にスタートアップやフリーランスにとって魅力的です。

孤独感を和らげるコミュニティ機能を持っている

フリーランスや一人で起業した人、あるいはテレワークでチームメンバーと離れて働く人は、社会的な孤立感孤独感を抱えやすい傾向にあります。

コワーキングスペースは、単なる作業場所ではなく、「コミュニティ」としての機能を提供することで、こうした孤立感や孤独感に対応しようとしています。

コミュニティマネージャーが利用者間の交流を促進したり、共通の趣味を持つ人々が集まる部活動のようなものが存在したり、ランチ会や懇親会が企画されたりすることで、緩やかな繋がりが生まれます。

同じ空間に他の利用者がいるだけでも、孤独感を軽減することができます。こうしたコミュニティは、情報交換や相互扶助、精神的な支え合いの場となり、働く上での安心感や所属意識をもたらします。

外部からの刺激によるモチベーション維持

自宅でのテレワークは、単調になりやすく、モチベーションを維持するのが難しい場合があります。

定期的にコワーキングスペースを利用し、環境を変えることは、良い気分転換になります

他の利用者の働く姿を見ることで刺激を受けたり、新しい情報や人との出会いがインスピレーションを与えてくれたりすることもあります。

また、決まった時間に外に出て人と接することは、生活リズムを整え、仕事への意欲を維持する助けとなります。マンネリ化しがちなテレワーク生活に変化をもたらし、ポジティブな気持ちで仕事に取り組むための起爆剤となり得ます。

初回利用時は緊張することもありましたが、最初の一歩の勇気を出すとあとはすごく快適な仕事空間となってくれます。

私自身月2回程度はコワーキングスペースを利用して気合を入れて新鮮な作業環境で作業するようにしています。

あなたに合うのはどっち?選択のポイント

ここまで見てきたように、自宅テレワークとコワーキングスペース利用には、それぞれ一長一短があります。どちらが絶対的に優れているというわけではなく、個人の状況や価値観によって最適な選択は異なります。

以下の点を考慮して、自分に合った働き方を探ってみましょう。

項目自宅コワーキングスペース
コストコストかからない利用時間・回数に応じて課金
集中環境生活との切り替えが難しい
誘惑が多い
雑音が多い場合がある
自己管理能力仕事時間の切り替えが必要閉館時間や利用時間の区切りが明確で切り替え不要
コミュニケーション不足することが多い様々な人と関わることができる可能性がある
仕事内容機密性の高い情報や会議が多い場合に安心事務作業や資料作成などに適している

第3の選択肢:時間単位でワークスペースを借りる「Instabase」

「毎日コワーキングスペースに通うほどではないけど、時々は集中できる環境が欲しい」
「自宅でのウェブ会議だと背景が気になる」
「たまには気分転換に違う場所で働きたい」

そんな悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?

自宅とコワーキングスペースの「いいとこ取り」をしたい、あるいはもっと柔軟に働く場所を選びたいという方におすすめなのが、時間単位でワークスペースをレンタルできるプラットフォームの「Instabase(インスタベース)」です。

Instabaseとは?

Instabaseは、全国の貸し会議室、レンタルスペース、コワーキングスペースの空きデスク、個室ブースなどを、1時間単位から簡単に検索・予約できるサービスです。

Instabase活用のメリット

  1. 柔軟性:
    月額契約の必要がなく、「今日だけ」「この会議の時間だけ」といったピンポイントな利用が可能です。必要な時に必要なだけ借りられるため、無駄なコストがかかりません。
  2. 多様な選択肢:
    静かな個室、眺めの良いデスク、大人数で使える会議室、カフェのようなおしゃれな空間など、目的に合わせて様々なタイプのスペースを選べます。
  3. コスト効率:
    週に数回だけ利用したい、特定の作業のために短時間だけ借りたい、といったニーズには、月額契約のコワーキングスペースよりも費用を抑えられます。
  4. 環境変化:
    いつもと違う場所で仕事をすることで、気分転換になり、新たな発想が生まれるきっかけにもなります。様々なコワーキングスペースを「お試し」で利用してみることも可能です。
  5. 急なニーズへの対応:
    急なウェブ会議が入った際や、自宅の通信環境にトラブルが発生した際などにも、近くの空きスペースをすぐに探して利用できます。

自宅テレワークを基本としながら、集中したい時やウェブ会議がある時だけInstabaseで個室を借りる。あるいは、普段は月額契約のコワーキングスペースを利用しつつ、打ち合わせや気分転換で別の場所にあるInstabaseのスペースを利用する。

このように、既存の働き方にInstabaseを組み合わせることで、より柔軟で快適なテレワーク環境を構築しましょう!

まとめ:自分だけの最適なワークプレイスを見つけよう

テレワーク時代の働き方は多様化しています。自宅、コワーキングスペース、そしてInstabaseのような時間貸しスペース。

それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分の仕事内容、ライフスタイル、そして何を最も重視するかを考えることが、最適なワークプレイスを見つける鍵となります!

完璧な環境を最初から求めすぎず、まずは試してみて、自分なりにカスタマイズしていきましょう。

時には自宅でリラックスしながら、時にはコワーキングスペースで刺激を受け柔軟に場所を選びながら。

様々な選択肢を賢く利用して、あなたにとって最も生産的で、最も心地よい働き方を見つけてください!

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この記事を書いた人

5年間教員をした後、「子ども達を支えるためにはまず大人から!」と思い、学校で使えるシステムを作成するエンジニアになるべく奮闘中
【取得資格】
・小・中(理科)・高(理科) 第1種教員免許 ・司書教諭資格
・基本情報技術者 ・AWS クラウドプラクティショナー

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