転職で手に入れた新しいライフスタイルと人を大切にする心の余裕

2025年2月27日2025年3月12日

今の時代転職することは珍しいことではありません。しかしなかなか勇気が出ず、行動に移せない人も多いかと思います。

そこで今回は転職したことで私が手に入れた生活についてです。簡単に書くとこんな変化が起こりました。

心身ともに余裕ができて心が満たされた。

転職までの私は

時間外労働月平均80~100時間
土日は部活動や模試監督で完全OFFは月に2日ほど
ご飯を食べる時間もなく1日１食生活
潰瘍になっても休めず顔面蒼白で授業

こんな生活をしていました。しかし、思い切って転職という行動を起こしたからこそ、人生を大きく変えることができました。もちろん転職が全て成功につながるとはいえません。しかし、行動を起こさなければ、ずっと今持っている不満が続くことになるのです。

今余裕がない方にはもしかしたら「自慢？」というふうな気持ちが湧いてしまうかもしれません。

しかし、もし「いいなぁ」と感じてしまったのであれば、その気持ちを持てる今がまさに行動開始のタイミングに最適です。あなたが今の仕事に不満を感じ、新しいライフスタイルを求めているなら、ぜひ私の体験を見ていってください。

あなたが勇気を出すための一歩となれますように。

もしあなたがすでに転職後で辛い・乗り越えたいと思っている状況であればこちらの記事をお勧めします。

未経験IT業界への転職体験談。慣れない1年目つらい時期の乗り越え方 | Kiri Blog

残業時間の減少により自分の頑張っていた日々を肯定することができた。

以前の職場では、毎日12時間以上働いて休日も出勤することが当たり前でした。しかし、新卒で教員になった私はその環境しか知らなかったため、異常だとは思っていても口には出せないし、甘んじて受け入れるしかないと思っていました。

しかし、転職後の新しい職場では、基本的には毎日定時で仕事を終えることができています。そして、残業はほとんど発生せず土日祝休日をもらえるようになりました。

もちろん転職するときにしっかりと条件を考えました！それについてはこちらの記事を参照してください。

【教員転職体験談】アラサー女教師が未経験IT企業転職を成功させるまで

そして転職してから頻繁に私が口に出していたことがこれです。

えっと、土日って休んでも大丈夫なんですよね？

これ、新しい職場でめちゃくちゃ笑われました。笑

しかし私にとっては休日出勤当たり前。連休はお盆とお正月のみ！という感覚が普通になっていたので、休むことに慣れるまで時間が必要だったのです。

こういうことを言うと今の職場では以下のようなリアクションが返ってきます。

しっかり休みなさい！笑

リフレッシュすること！

最初は、こんなに早く帰っていいのかと正直戸惑っていました。しかし、時間ができるにつれて、心にも余裕が生まれ、日々の生活が豊かになっていくのを実感しました。そして同時に

辛かったあの日々を当たり前じゃなくて辛いと思ってよかったんだ。

と、思うことができました。

これまでずっと受け入れなければいけないと無理やり自分を納得させていた日々でした。辞める時も自分だけ逃げ出したような罪悪感が生じたり、本当に余裕がない考え方をしていました。

しかし、そんなことはなかったんです。気づかないうちに麻痺させていたけれど、紛れもなく自分はちゃんと頑張っていたんです。

まだまだ頑張れると緊張の糸を張り詰めないと自分を保つことができなかっただけで、限界が来るまで子ども達のためにと奔走していた自分を、ちゃんと認めて褒めてあげて良いんだ。と思うことができました。

これまで必死に頑張った自分をようやく受け入れて肯定することができました。

辛いことを辛いと思う感覚を取り戻した

スキルアップや勉強の時間を確保でき視野が広がった

転職し、残業時間が減ったことで、平日の夜に自分の時間を確保できるようになりました。もともと長時間労働だったこともあり、かなり生活の中に時間ができた感覚があったため、その時間を自分の学習やスキルアップに向けるようにしました。

結果的に転職してから2ヶ月という比較的短時間で以下の資格を取得することができました。

基本情報技術者
AWS　クラウドプラクティショナー

転職前は、仕事に追われて全く時間がなかったため、勉強する時間を確保することができませんでした。

もしどうしても勉強したい教育法や教科の学習があれば睡眠時間を削って学習する。という最悪な状況でした。

睡眠時間を削っての学習はあまりにも不健康で非効率的でした。

しかし転職後、残業時間が減ったことで、平日の夜や休日を使って、自分のペースで学習を進めることができるようになりました。

また、朝と夜に時間的余白ができたことで
・思考が必要な作業は朝
・暗記ものは夜
というふうにそれぞれ効率の良い時間帯を選択する自由が生まれたことも私の勉強を助けてくれました。

さらに今は前々から興味があったプログラミングの勉強を始めたり、キャリアアップのための資格を取ろうと日々奮闘しています。

さらにこうしてブログを書くことができているのも、転職し時間的余裕ができたことの恩恵です。

時間的余裕ができると興味に合わせて行動できる余白ができます！

こうして勉強を通して感じたのは、新しい価値観や考え方に触れるとき、視野が広がる。ということです。

以前は、「学び続ける教員になりたい！」と謳っておきながら、日々の業務に手いっぱいで目の前の仕事のことしか考えられませんでした。しかし今は、様々なことに興味を持ち、積極的に学ぶようになり結果として人間的に成長できていると感じています。

休日が増え趣味の時間を確保することで嫉妬心が消え心が満たされた

休日も、平日の疲れを癒すために寝て過ごすことが多かったのですが、今は、趣味の時間を満喫しています。

特に私に大きな効果をもたらしてくれた変化は好きなことに対し自分の納得いく形で応援できるようになりということです。

ちなみに私は乃木坂46と櫻坂46をこよなく愛しているアイドルオタクです！

以前は休みを取るのも一苦労だったため、イベントやライブなどを我慢して働いていました。

これ、本当に精神衛生上悪かったと今でも思います。

SNSをやっていたのも悪手でした。私はSNSを見て周りの皆さんに嫉妬していたのです。それもそのはず。SNSの中ではこんな状態が作り出されているのです。

SNSによって、現在は「万人による万人に対する誇示状態」とも言える状態になってしまっている。直接、誰か一人に堂々と自慢をすることは難しいので、SNSは“自慢ツール”として利用されている面もあると思います。
他者に自慢してこそ欲望は満たされる!?　SNS時代の「嫉妬と自慢」の構造【政治学者・山本圭先生インタビュー（後編）】 | yoi（ヨイ） – 心・体・性のウェルネスメディア
https://yoi.shueisha.co.jp/body/mentalhealth/7239/1/

もちろん良いSNSの使い方もあるかと思いますが、趣味や推し活の場合、受け取り手の状態によっては、より強く自慢的に見えてしまう一面があると思っています。

他の人は楽しんでいるのになぜ自分は・・・と嫉妬して嫌になり、目の前の仕事にも集中できずどちらも中途半端になっていた

もちろんSNS断ちをして周りを気にしないこともできましたが、その時にそんな強い意思力は発揮できませんでした。

情報収集にはやはりSNSが必要だしな・・となんだかんだ理由をつけてSNSを見てしまう。その結果どうしても周りの人のキラキラした部分が目に入りその度に今の自分の状況が嫌になる。情報に追いつけないのが嫌でまたSNSを見てしまう。と負のループに陥っていました。

しかし、休日をしっかりと確保し趣味に没頭することで、仕事のストレスからも少し解放され、心に余裕が生まれました。

自分の中に起きた変化としてもちろんライブやイベントに参加しやすくなったことが自分を変えてくれたという実感はあります。しかしそれ以上に、周りに嫉妬しない心の余裕が生まれたことが何よりも嬉しい変化でした。

そうなるとSNSもすごく楽しくなり、同じ趣味を持つ仲間と出会い、交流することで、新しいコミュニティが広がりました。圧倒的に人脈も広がり、心が満たされているという感覚を持てるようになっています。