【教師からの転職】教師だからこそ強みになったもの:その②

教員から転職の強みその2

覗いてくださりありがとうございます!

今回は教員をしていたからこそアピールできた強み第2弾です!
第一弾がまだの方はぜひこちらからどうぞ!

目次

多岐に渡る業務をこなす自己管理能力

教員の仕事と言われると皆さんいくつあげることができますか?授業準備、教材作成、生徒指導、保護者対応、会議、研修など、思いつくものでも多岐にわたります。

これだけの業務を同時並行で進めるって、すごいことだと思いませんか??

この強みをアピールしたい場合は以下のように1日の中で並行していこなしている作業や仕事を書き出してみてください。

  • 年間計画、月間計画、週間計画、1日の計画を広い視野で効率的に業務を進める
  • 面談準備、授業準備等複数のタスクに優先順位をつけて確実に終わらせる
  • 部活や生徒対応の隙間をぬって限られた時間の中で、集中力を維持し、質の高い成果を出す

種類も毛色も違うこの業務を自分で時間管理し、適切なタイミングで終わらせて子ども達・先生方・保護者の方と関係を作り上げていく。

この複雑かつ多様な業務を抱えた時にしっかりと自己管理ができることは、どんな仕事においても重宝される要素となります。

そしてこの自己管理能力に関しては強みとしてアピールした時にもう一つ有利な点があると思います。

教員はいろんな仕事をしていて多忙であるイメージが強いため説得力を感じてもらいやすい

アピールする最初の段階から、教員をしていたことを伝えるだけで「忙しそうだよねぇ」と言ってくださる面接官も多いです。そしてそれだけでなくこの自己管理能力は実際に日々自分で工夫しているポイントも多いかと思います。

自分で工夫して実際に動いているからこそ具体的なエピソードを添えて成功例として話すことができるのでそれも強いと感じました。

実際に高評価もいただきました!

例:

運動部の顧問をしていた時には、事務的な手続きを分単位で管理し優先度をつけることによって(・・略・・)その結果、本来の業務である生徒と向き合う部活動や補習の時間も拡充することができました。

さらに、多くの企業で煩わしい業務の対象となっているのが、事務作業です。

時間は取られるけど最優先すべき作業ではないからミスも抜けも多い。そんな作業をしっかり管理して効率的に作業を進められることは重要な仕事にリソースを割くために必須です。

事務作業は特にどの業種でも時間を取られるため事務作業を効率的に進められるのはプラスイメージ

こんなふうに多岐にわたる業務を毎日こなしているからこそ、必要な業務の切り分けや工夫を実践して自己管理を日々行なっているのです。そしてこの自己管理能力が高いというのは大きな強みになります。

普段の忙しさを必死に乗り切る術が自己管理能力の高さを証明してくれる

イレギュラーでも耐えうる忍耐力

教員の仕事は、決して楽なものではないですよね!

少なくとも転職を考えている方の多くはしんどいわ!と思っているはず・・・

  • 生徒や保護者との人間関係
  • 思うように進まない授業
  • 膨大な量の業務
  • やっと作業ができる!と思ったタイミングでの電話
  • 地域の方からのお叱りの言葉  等

ストレスを感じる場面も少なくありませんよね?みなさん本当にすごいんです。

子ども達と年齢も考え方も違うからこそ起こるすれ違いにしっかりと寄り添う努力をする。自分の子どもを大切に考えているからこそ学校に向けられる強い反発の気持ちを受け止める。

少し考えただけでもたくさん出てくると思います。自分に自覚があるかどうかはさておき、ストレスに日々晒されています。

しかし教員として毎日働いていると言うことは、毎日必死ながらにそれを自然に乗り越えていると言うことです。あなたの忍耐力は知らないうちにしっかりと成長しています。

具体的に話せるエピソードとしては

  • 生徒指導で困難な状況に直面しても、諦めずに粘り強くヒアリングを行った
  • 保護者からの厳しいご意見をいただくこともあったが、根気よく向き合うことで方針を理解していただくことができた
  • 長時間労働や休日出勤が続く日もあったが体調管理を徹底し、責任感を持って子ども達と向き合った

実際の業務の中で、例に挙げたような思い通りに進まないストレスは多々あるかと思います。普段は苦しいことも転職の場面ではそれを説得力を持たせるための具体例として利用できます。

具体的に
〇〇がありましたが諦めることなく、△△を継続することで解決に向かいました。
というストーリーは作るのが簡単かつ効果的です

先述しましたがやはり面接官の方もなんとなく教員に対して大変なイメージを持っていることが多いです。この強みを話すことは共感も得られやすく具体的に働く姿を想像してもらいやすいです。

過酷な環境でも体調を崩さないというのはそれだけで大きな強み・資産です!

過酷な環境でも忍耐力を持って冷静に対応できる人は企業にとって貴重

授業で鍛えられた説明・プレゼン能力

教員をしている人であれば
毎日毎日毎日毎日・・・
説明の日々ですよね!

これ実はめちゃくちゃ重宝されます。

特にIT系の業界だと、プログラムを自分が書くことはできても書類が作れない。レビューができない。という人がめちゃくちゃ多いそうです。

コミュニケーション能力と通づるところも多いのかもしれませんが、極端に説明が少なかったり、資料を丸々読んで書類でも口頭でも同じことを主張していたり。

しかし、教員をしていたらレジュメ作成や資料の説明においては慣れている人が多いですよね。

ユニバーサルデザインや、子ども達が見やすい資料や板書計画を。と思い日々苦労したことがめちゃくちゃ活きます。

生徒にわかりやすいレジュメを意識して日頃教材研究に取り組んでいる人が大半だと思います。読みやすいデザイン、視認性が良い資料作成、過不足ない情報の取捨選択 等

生徒向けのレジュメやプリントと、会社で使う書類は違うでしょ?と私も思っていたなぁ・・・

この辺りの[人に見せる資料]の基本がしっかりと身についていることが転職したいまもすごく重宝されています。

必要以上に工夫すると非効率なので注意

実際働く上で意識したほうが良いことではありますが、それでもなお余りある強みとなってくれます。

ただこれには少しデメリットもあります。

そもそも面接での受け答えをしっかりできることが前提になります。面接でかなりテンパって何を話しているかわからない状態になるのにこの強みをアピールされても説得力のかけらもありません!

焦って何を話しているかわからなくなる!という人にとっては少しアピールしづらい部分なので他の強みをアピールすることを検討しましょう。

日々学んだわかりやすい言葉選びや授業準備が大きな強みになる

受け答えで焦ってしまうと一気に説得力がなくなってしまうので注意

まとめ

2回にわたって私が強みだと感じたことを紹介してきました。

教師という職業は特殊な側面も多いため敬遠されるのでは・・・?
という不安が私自身ありました。

しかし実際に転職活動をしているときにそんなシチュエーションはほとんどありませんでした

むしろ
「大変だったでしょ〜」
「いやぁすごいなぁ」

と言っていただけることの方が多かったです!

転職という挑戦には不安も伴いますが、嬉しい評価をいただく機会もあります!今しているお仕事、積み重ねてきたお仕事に誇りを持って自信を持って転職できますよう願っています!

みなさんの転職活動がうまくいきますように

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この記事を書いた人

5年間教員をした後、「子ども達を支えるためにはまず大人から!」と思い、学校で使えるシステムを作成するエンジニアになるべく奮闘中
【取得資格】
・小・中(理科)・高(理科) 第1種教員免許 ・司書教諭資格
・基本情報技術者 ・AWS クラウドプラクティショナー

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